クリスマスチャリティコンサート [アーティスト]
先日ご紹介した鈴木敬先生から、東京でのクリスマスコンサートのお知らせをいただきました。
「クリスマス・チャリティー・コンサート~聖夜に結ぶ こころの絆~」というコンサート。
収益が慈善団体に寄付されるということで、鈴木先生のボランティア精神には啓発されるものがありますね。
クリスマスの雰囲気たっぷりの六本木で、ピアノの音色を堪能するのも素敵でしょうね。
「クリスマス・チャリティー・コンサート~聖夜に結ぶ こころの絆~」
■日時:2010年12月17日(金)18時~
■場所:六本木シンフォニーホール
■入場料 5000円(当日5500円)
井家上真知子さんが「第110回ピアノ新人会」に出演 [アーティスト]
いつもお世話をいただいている方に、ピアニストの井家上真知子さんがいらっしゃいます。
今回、その井家上さんが「第110回ピアノ新人会~室内楽の夕べ」に出演されるということで、ご紹介を。
チラシを拝読しましたが、この「ピアノ新人会」は、2009年に結成50周年を迎えた、武蔵野音楽大学出身者による研究会、ジョイントリサイタル、室内楽の夕べなどの研究・演奏活動の総称のようです。
「常に新人の時の心構えを忘れずに、いつまでも清新な情熱を燃やして音楽の道を歩み続けたい」
という会の趣意は、同じ音楽の道を歩む者として、心から共感できます。素晴らしい趣旨だと思いました。
今回の演奏会は、「室内楽の夕べ」ということで、井家上真知子さん、服部真紀子さん、新井和子さんの3人のピアニストによる室内楽の饗宴ということです。
そこで井家上さんが演奏されるのは、ショスタコーヴィチの「ピアノ三重奏曲 第2番ホ短調」。
この曲は、井家上さんがモスクワ音楽院で研鑽を積まれていた際に、同校での音楽学の講義を受けて感銘を受けたことが出会い、ということです。
それだけ思い入れの強い作品ですから、きっと当日の演奏も素晴らしいものになるでしょうね。
ピアノトリオと言えば、私も以前、ロベルト・シューマンの「ピアノトリオ第2番ヘ長調Op.80」を、チェコのバイオリニストとチェリストと共演させていただいたことがあります。
小さい編成ではありながら、弦の息遣いや音色が、間近に感じられて、非常に演奏していて楽しかったという記憶があります。今となっては、とても貴重な経験です。
こちらの「ピアノ新人会」は、非常に歴史ある演奏会。素晴らしい演奏になることを心よりお祈りしております。
【第110回 ピアノ新人会 室内楽の夕べ】
■2010年11月19日(金)19時~
■出演:井家上真知子・服部真紀子・新井和子(以上、演奏順・敬称略)
■協演者:山中光(Vn)、飯島多恵(Vn)、シャンドール・ナジ(Va)、クレメンス・ドル(Vc)
■会場:津田ホール
■全席自由:4000円
■お問い合わせ:新演奏家協会
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北九州リバーサイドミュージックBOX [アーティスト]
先日、新宿でとある方にお会いしました。
北九州市で、「まちに生きる音楽家」として多岐にわたってご活躍の、谷口淑子さんです。
谷口さんは、NPO法人 北九州リバーサイドミュージックBOXの理事長をされていて、ご自身もアーティストとしてご活動をされています。
2004年からご活動を始め、メイン活動として、紫川河畔での野外クラシックコンサート「リバーサイドコンサート」を企画・運営されています。
今年2010年9月11日には、この「リバーサイドコンサート」は第7回目を迎え、その活動の幅は、大きな広がりをみせています。
何と、先日表参道ヒルズにて開催された、公益社団法人日本青年会議所主催の、「第24回人間力大賞」にノミネートされ、授賞式に参加、「会頭特別賞」を受賞されました。
北九州市からは初めてのノミネートという、まさに快挙ですね。
素晴らしいのは、谷口さんが語る、その活動理念です。
谷口さんは、北九州市の音楽文化の発展を目指してらっしゃいます。
クラシック音楽は堅苦しい、というイメージがありますが、もっとクラシックを気軽に楽しめるものにしたい、という強い思いを胸に、コンサートホールを抜け出し、野外をはじめとして、様々な会場でのコンサートを企画。
それが、「リバーサイドコンサート」として結実し、マスコミにも大きく取り上げられるなどの素晴らしい活動として大きく広がっています。
こうしたコンサートの企画は、「より人々にクラシックを身近に感じてもらいたい」、「人々の想いを音楽でつなぎたい」、という谷口さんの思いが伝わってきます。
さらに、エコにも貢献しています。
世界の環境都市を目指す北九州市の応援歌、「北九州菜の花ソング」を通して、環境へのメッセージを届けていたり、自然の中でのコンサートによって、エコの大切さを呼び掛けてらっしゃいます。
また、地元アーティストが活躍できる音楽活動も提供されています。
北九州市や周辺で活動する音楽家の方は、地元の財産という考えのもと、多くのアーティストとつながり、音楽の場を提供したり、本当に心から活動できる環境を目指してらっしゃいます。
これは音楽に携わる者として、非常に共感できますね。大事なのは、音楽文化を支えるアーティストが、活躍できる場や、地位を確立すること。
そこから音楽の発展が見込めるのでは、と私も考えます。
「まだまだ私の活動はこれから」
と谷口さんは笑顔で語ります。
その表情や、熱い語り口からは、本当に心から音楽を、そして地元を愛する気持ちや熱意が伝わってきて、私の心を大きく揺さぶりました。
素晴らしいご活動をされている谷口さんに、心からの声援を送りたいと思います。
※谷口さんの「NPO法人 北九州リバーサイドミュージックBOX」のサイトはこちら↓
http://www.krmb.info/index.html
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北九州市で、「まちに生きる音楽家」として多岐にわたってご活躍の、谷口淑子さんです。
谷口さんは、NPO法人 北九州リバーサイドミュージックBOXの理事長をされていて、ご自身もアーティストとしてご活動をされています。
2004年からご活動を始め、メイン活動として、紫川河畔での野外クラシックコンサート「リバーサイドコンサート」を企画・運営されています。
今年2010年9月11日には、この「リバーサイドコンサート」は第7回目を迎え、その活動の幅は、大きな広がりをみせています。
何と、先日表参道ヒルズにて開催された、公益社団法人日本青年会議所主催の、「第24回人間力大賞」にノミネートされ、授賞式に参加、「会頭特別賞」を受賞されました。
北九州市からは初めてのノミネートという、まさに快挙ですね。
素晴らしいのは、谷口さんが語る、その活動理念です。
谷口さんは、北九州市の音楽文化の発展を目指してらっしゃいます。
クラシック音楽は堅苦しい、というイメージがありますが、もっとクラシックを気軽に楽しめるものにしたい、という強い思いを胸に、コンサートホールを抜け出し、野外をはじめとして、様々な会場でのコンサートを企画。
それが、「リバーサイドコンサート」として結実し、マスコミにも大きく取り上げられるなどの素晴らしい活動として大きく広がっています。
こうしたコンサートの企画は、「より人々にクラシックを身近に感じてもらいたい」、「人々の想いを音楽でつなぎたい」、という谷口さんの思いが伝わってきます。
さらに、エコにも貢献しています。
世界の環境都市を目指す北九州市の応援歌、「北九州菜の花ソング」を通して、環境へのメッセージを届けていたり、自然の中でのコンサートによって、エコの大切さを呼び掛けてらっしゃいます。
また、地元アーティストが活躍できる音楽活動も提供されています。
北九州市や周辺で活動する音楽家の方は、地元の財産という考えのもと、多くのアーティストとつながり、音楽の場を提供したり、本当に心から活動できる環境を目指してらっしゃいます。
これは音楽に携わる者として、非常に共感できますね。大事なのは、音楽文化を支えるアーティストが、活躍できる場や、地位を確立すること。
そこから音楽の発展が見込めるのでは、と私も考えます。
「まだまだ私の活動はこれから」
と谷口さんは笑顔で語ります。
その表情や、熱い語り口からは、本当に心から音楽を、そして地元を愛する気持ちや熱意が伝わってきて、私の心を大きく揺さぶりました。
素晴らしいご活動をされている谷口さんに、心からの声援を送りたいと思います。
※谷口さんの「NPO法人 北九州リバーサイドミュージックBOX」のサイトはこちら↓
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書籍「ピアノを弾くということ。」 [アーティスト]
仕事から帰る特急の中で、とある本を読みました。
花岡千春先生のご著書、「ピアノを弾くということ。―ピアニストは八百屋さん?」です。
この本は、Perleピアノ教室の池田先生がブログにて取り上げてらっしゃり、以前から興味を持っていた本でした。
一言で言うと、音楽やピアノの演奏、音楽で生きるということについて、非常に示唆に富んだ一冊でした。
また、柔らかい語り口ながら、歯に衣着せず、かなり痛快なことを言っているところも逆に好感が持てます。
音大に未だ残る旧態然とした部分、自らの音楽を押しつける教師への批判、コンクールのあり方についてなど。
時に強い口調もあり、それに対してもの思う人もいるかもしれませんが、私にとっては共感できる部分が多かったですね。
何より、私は文章の上手な方に、憧れにも似たものを感じます。
これからの音楽家は、演奏だけでなく「書くこと」ができなければその存在価値は半減する、と思っているほうなので、演奏家であり、こうした卓越した文章力のおありな方がいらっしゃることは本当に素晴らしいと思います。
「音楽によって食べていけるということ自体がまず何よりの本質」
「こつこつと自分なりの方法で音楽と向き合って前に進もうという心はやはり貴いものです」
など、共感できる言葉はたくさんありました。
「何よりも前に大切なこと、それは謙虚であること」といった、音楽家でなくとも、人として大切な部分に踏み込んでいるところが、この本の価値ある点ではないか、と思います。
ピアノを弾くことを仕事にしている人はもちろんのこと、音楽に携わる人にはぜひ読んでいただきたい一冊ですね。
素敵なピアノ教室がたくさん
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花岡千春先生のご著書、「ピアノを弾くということ。―ピアニストは八百屋さん?」です。
この本は、Perleピアノ教室の池田先生がブログにて取り上げてらっしゃり、以前から興味を持っていた本でした。
一言で言うと、音楽やピアノの演奏、音楽で生きるということについて、非常に示唆に富んだ一冊でした。
また、柔らかい語り口ながら、歯に衣着せず、かなり痛快なことを言っているところも逆に好感が持てます。
音大に未だ残る旧態然とした部分、自らの音楽を押しつける教師への批判、コンクールのあり方についてなど。
時に強い口調もあり、それに対してもの思う人もいるかもしれませんが、私にとっては共感できる部分が多かったですね。
何より、私は文章の上手な方に、憧れにも似たものを感じます。
これからの音楽家は、演奏だけでなく「書くこと」ができなければその存在価値は半減する、と思っているほうなので、演奏家であり、こうした卓越した文章力のおありな方がいらっしゃることは本当に素晴らしいと思います。
「音楽によって食べていけるということ自体がまず何よりの本質」
「こつこつと自分なりの方法で音楽と向き合って前に進もうという心はやはり貴いものです」
など、共感できる言葉はたくさんありました。
「何よりも前に大切なこと、それは謙虚であること」といった、音楽家でなくとも、人として大切な部分に踏み込んでいるところが、この本の価値ある点ではないか、と思います。
ピアノを弾くことを仕事にしている人はもちろんのこと、音楽に携わる人にはぜひ読んでいただきたい一冊ですね。
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5人のアーティストが家カフェ [アーティスト]
先日、自宅でアーティストばかり5人で、家カフェをしました。
私はカフェを淹れるのが好きなので、かなり念入りに淹れます。
豆は厳選されたものを購入してきて、家の電動ミルで挽きます。家で挽いたほうが、やはり淹れた時の香りが違いますし、豆がお湯を含んだときの、ふっくら感が全く違います。
音楽家が集まると、話題になるのはもちろん音楽のこと。近況やお互いの活動についてなど、話題は尽きることがありませんでした。
そのアーティストの中に、フォルテピアノ奏者の水野直子さんがいらっしゃいました。
水野さんは武蔵野音大、同大学院を終えたあと、ミラノへ。ミラノ私立音楽院の古楽科を首席で修了するなど、研鑽を積まれた方。
現在は、クラヴィコードやチェンバロ、フォルテピアノ、そしてピアノ奏者として、第一線で活躍されています。
演奏活動はもちろんのこと、イタリア語の翻訳もされているということで、その多才ぶりは、目を見張るものがあります。
その水野さんが、10月にリサイタルを開催されるということで、チラシをいただきました。
今回は、東京オペラシティの3階にある近江楽堂でのコンサート。
使用楽器は、M.Mietkeモデルのチェンバロと、L.Dulkenモデルのフォルテピアノ。
どれも水野さんにとって、格別の思い入れがある曲ばかりのコンサートということ。
現代のピアノとはまた違った趣の音色に、魅了されるコンサートになるでしょうね。
水野さんの今後のご活躍に、心より期待しております。
■水野直子 リサイタル
会場:東京オペラシティ3階 近江楽堂
日時:2010年10月22日(金) 18時半開場 19時開演
入場料:4000円(全席自由)
チケットお問い合わせ:松木アートオフィス 03-5353-6937 / アヴァンティ Avanti
プログラム:スカルラッティ・チェンバロの為のソナタ
ヴィヴァルディ・ヴァイオリン協奏曲作品4「ストラヴァガンツァ」より10番、6番
モーツアルト・ピアノソナタ第8番 KV310
ハイドン・ピアノソナタ第52番 変ホ長調
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私はカフェを淹れるのが好きなので、かなり念入りに淹れます。
豆は厳選されたものを購入してきて、家の電動ミルで挽きます。家で挽いたほうが、やはり淹れた時の香りが違いますし、豆がお湯を含んだときの、ふっくら感が全く違います。
音楽家が集まると、話題になるのはもちろん音楽のこと。近況やお互いの活動についてなど、話題は尽きることがありませんでした。
そのアーティストの中に、フォルテピアノ奏者の水野直子さんがいらっしゃいました。
水野さんは武蔵野音大、同大学院を終えたあと、ミラノへ。ミラノ私立音楽院の古楽科を首席で修了するなど、研鑽を積まれた方。
現在は、クラヴィコードやチェンバロ、フォルテピアノ、そしてピアノ奏者として、第一線で活躍されています。
演奏活動はもちろんのこと、イタリア語の翻訳もされているということで、その多才ぶりは、目を見張るものがあります。
その水野さんが、10月にリサイタルを開催されるということで、チラシをいただきました。
今回は、東京オペラシティの3階にある近江楽堂でのコンサート。
使用楽器は、M.Mietkeモデルのチェンバロと、L.Dulkenモデルのフォルテピアノ。
どれも水野さんにとって、格別の思い入れがある曲ばかりのコンサートということ。
現代のピアノとはまた違った趣の音色に、魅了されるコンサートになるでしょうね。
水野さんの今後のご活躍に、心より期待しております。
■水野直子 リサイタル
会場:東京オペラシティ3階 近江楽堂
日時:2010年10月22日(金) 18時半開場 19時開演
入場料:4000円(全席自由)
チケットお問い合わせ:松木アートオフィス 03-5353-6937 / アヴァンティ Avanti
プログラム:スカルラッティ・チェンバロの為のソナタ
ヴィヴァルディ・ヴァイオリン協奏曲作品4「ストラヴァガンツァ」より10番、6番
モーツアルト・ピアノソナタ第8番 KV310
ハイドン・ピアノソナタ第52番 変ホ長調
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山口雅敏さん、伊賀あゆみさんが鹿児島でコンサート [アーティスト]
暑い日が続きますね。
先日「暑い日はパリの思い出」という記事をアップしましたが、そこで登場したのが、盟友であるピアニストの山口雅敏さん。
先日の記事でご紹介いたしました、山口さんの「スルタノフ追悼コンサート」ですが、8月7日(土)と迫ってきて、すでにたくさんのチケットが売れているようです。
満席必須なコンサートですが、まだチケットは購入可能なようですので、ご興味のおありの方は、ぜひ問い合わせてみてください。
さて、その山口さんですが、演奏活動は全国にわたっており、今月の15日には、鹿児島でのコンサートを控えているようです。
こちらのコンサートは「名曲で綴る思い出」というタイトル。
名曲と銘打っているだけに、誰もが知るプログラムがメインですが、ホロヴィッツ編曲なども随所に散りばめているところなど、山口さんらしい多彩な選曲ですね。
鹿児島で行われるこの演奏会。どうやら山口さんは鹿児島の血が流れているらしく、確かに彼のピアノから溢れる情熱や熱い血潮は、そのあたりから来ているのだろう、と納得。
また、共演されるピアニスト、伊賀あゆみさんの演奏も必聴です。
ご存じの方も多いかと思いますが、ここで少しご紹介を。
伊賀さんは、福岡県の出身で、私と同じく東京音楽大学を卒業された後、同大学院で学ばれ、現在は同大学で教鞭も取っていらっしゃいます。
大学院に在学中は、奨学生としてイギリス王立音楽院に短期留学されています。
小学校の頃から、多数のコンクールで受賞され、全日本学生音楽コンクール高校の部第2位や、ピティナ・ピアノコンペティションG級金賞、特級金賞など輝かしい実績をお持ちの実力派ピアニスト。
これまでにリリースしたCDも多数、NHKの「名曲アルバム」での演奏や、雑誌「ピアノスタイル」ではCDの演奏の他にコラムも執筆されています。
最近では、東京・丸ビルや新丸ビルでのコーディネーター兼ピアニストを務めるなど、素晴らしい演奏活動をされている注目のピアニストです。
※ちなみに伊賀さんのブログはこちらから。
その伊賀さんと山口さんとの連弾は、かなり白熱したものになるのは間違いないでしょうね。
会場の「e-space hall」は、桜島が一望できる素晴らしいロケーションのホールのようで、演奏のほかにもこうした楽しみがあるのがいいですね。
鹿児島にお住まいの方は、ぜひ足を運んでみてください。聴いて、損はありません。
「名曲で綴る思い出」
■日時:2010年8月15日(日)開演:15時 開場:14:30
■出演 山口雅敏(pf)、伊賀 あゆみ(pf)
■会場 e-space hall/イースペイス ホール(e-terrace/イーテラス10F、鹿児島交通「交通局前」徒歩0分 )
■チケット 一般2000円 学生1000円
■プログラム
<ピアノソロ>
ショパン:ノクターン第2番 op.9-2
ショパン:小犬のワルツ
ラフマニノフ:前奏曲op.32-5 op.32-12
ラフマニノフ:V.Rのポルカ
スクリャービン:練習曲 op.2-1 op.8-12
シューベルト=リスト=V.ホロヴィッツ編曲:ウィーンの夜会第6番
リスト=V.ホロヴィッツ編曲:ハンガリー狂詩曲第2番
<ピアノ連弾>
バッハ:羊安らかに草を食む
ハチャトリアン:剣の舞(Anderson & Roe編曲)他
■チケットお問合先
Tel.090-4068-8172 メール(山口)
今日もおひとつ、いかがでしょう。
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先日「暑い日はパリの思い出」という記事をアップしましたが、そこで登場したのが、盟友であるピアニストの山口雅敏さん。
先日の記事でご紹介いたしました、山口さんの「スルタノフ追悼コンサート」ですが、8月7日(土)と迫ってきて、すでにたくさんのチケットが売れているようです。
満席必須なコンサートですが、まだチケットは購入可能なようですので、ご興味のおありの方は、ぜひ問い合わせてみてください。
さて、その山口さんですが、演奏活動は全国にわたっており、今月の15日には、鹿児島でのコンサートを控えているようです。
こちらのコンサートは「名曲で綴る思い出」というタイトル。
名曲と銘打っているだけに、誰もが知るプログラムがメインですが、ホロヴィッツ編曲なども随所に散りばめているところなど、山口さんらしい多彩な選曲ですね。
鹿児島で行われるこの演奏会。どうやら山口さんは鹿児島の血が流れているらしく、確かに彼のピアノから溢れる情熱や熱い血潮は、そのあたりから来ているのだろう、と納得。
また、共演されるピアニスト、伊賀あゆみさんの演奏も必聴です。
ご存じの方も多いかと思いますが、ここで少しご紹介を。
伊賀さんは、福岡県の出身で、私と同じく東京音楽大学を卒業された後、同大学院で学ばれ、現在は同大学で教鞭も取っていらっしゃいます。
大学院に在学中は、奨学生としてイギリス王立音楽院に短期留学されています。
小学校の頃から、多数のコンクールで受賞され、全日本学生音楽コンクール高校の部第2位や、ピティナ・ピアノコンペティションG級金賞、特級金賞など輝かしい実績をお持ちの実力派ピアニスト。
これまでにリリースしたCDも多数、NHKの「名曲アルバム」での演奏や、雑誌「ピアノスタイル」ではCDの演奏の他にコラムも執筆されています。
最近では、東京・丸ビルや新丸ビルでのコーディネーター兼ピアニストを務めるなど、素晴らしい演奏活動をされている注目のピアニストです。
※ちなみに伊賀さんのブログはこちらから。
その伊賀さんと山口さんとの連弾は、かなり白熱したものになるのは間違いないでしょうね。
会場の「e-space hall」は、桜島が一望できる素晴らしいロケーションのホールのようで、演奏のほかにもこうした楽しみがあるのがいいですね。
鹿児島にお住まいの方は、ぜひ足を運んでみてください。聴いて、損はありません。
「名曲で綴る思い出」
■日時:2010年8月15日(日)開演:15時 開場:14:30
■出演 山口雅敏(pf)、伊賀 あゆみ(pf)
■会場 e-space hall/イースペイス ホール(e-terrace/イーテラス10F、鹿児島交通「交通局前」徒歩0分 )
■チケット 一般2000円 学生1000円
■プログラム
<ピアノソロ>
ショパン:ノクターン第2番 op.9-2
ショパン:小犬のワルツ
ラフマニノフ:前奏曲op.32-5 op.32-12
ラフマニノフ:V.Rのポルカ
スクリャービン:練習曲 op.2-1 op.8-12
シューベルト=リスト=V.ホロヴィッツ編曲:ウィーンの夜会第6番
リスト=V.ホロヴィッツ編曲:ハンガリー狂詩曲第2番
<ピアノ連弾>
バッハ:羊安らかに草を食む
ハチャトリアン:剣の舞(Anderson & Roe編曲)他
■チケットお問合先
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CD棚から出した懐かしい一枚 [アーティスト]
先日読んだ音楽雑誌に、とある楽譜が掲載されていました。
My Little Loverのアルバム、「evergreen」の中の一曲。
懐かしくなり、CDの棚をごそごそやっていると、ありました。
思えばこのアルバムを買ったのが、音大1年生の頃。このCDを聴くと、オートマティックにあの頃を思い出しますね。
田舎から出てきて、何とか都会の暮らしに馴染もうともがいていた時代、中学でやめていたバスケットボールを、音大で再開したあの頃。
思い出しますね。
ボーカルのakkoさんの声は、勝手なイメージですが、青空や自然の緑を想起させます。
200万枚以上のセールスを果たしたこのアルバム。人々の心に受け入れられたのは、こうしたすがすがしい音楽性によるものなのでは、とふと思いました。
CDの歌詞カードにある写真。メンバーがスタンウェイに見事に乗っちゃっているのですが、これは楽器関係者の方が見たら、ちょっと怒るかも(笑)
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良い子は、スタンウェイに座るのはやめましょう。
My Little Loverのアルバム、「evergreen」の中の一曲。
懐かしくなり、CDの棚をごそごそやっていると、ありました。
思えばこのアルバムを買ったのが、音大1年生の頃。このCDを聴くと、オートマティックにあの頃を思い出しますね。
田舎から出てきて、何とか都会の暮らしに馴染もうともがいていた時代、中学でやめていたバスケットボールを、音大で再開したあの頃。
思い出しますね。
ボーカルのakkoさんの声は、勝手なイメージですが、青空や自然の緑を想起させます。
200万枚以上のセールスを果たしたこのアルバム。人々の心に受け入れられたのは、こうしたすがすがしい音楽性によるものなのでは、とふと思いました。
CDの歌詞カードにある写真。メンバーがスタンウェイに見事に乗っちゃっているのですが、これは楽器関係者の方が見たら、ちょっと怒るかも(笑)
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良い子は、スタンウェイに座るのはやめましょう。
稲岡千架さんがオリジナル楽器でレクチャーコンサート [アーティスト]
少し前に、ピアニストの稲岡千架さんの大倉山でのコンサートについてお知らせいたしました。
精力的にコンサート活動をされている稲岡さん。
今度は6月20日に、ユーロピアノ八王子工房というところで、レクチャーコンサートをされるということで、またまたご紹介です。
チラシを拝見しましたが、今回のコンサートの売りは、
「シューマン当時のオリジナル楽器と、現代のピアノの二つの異なる時代を比較する」
ということのようです。
稲岡さんの公式ブログによると、今回使用するピアノは、Hoffmannのモダンピアノ、Dulcken1815年のレプリカ、Rosenberger1830年頃のオリジナルの3台を使用予定。
こうした普段聴くことのできない素晴らしいピアノを使用しての、モーツァルトのピアノ協奏曲第23番、そして当時のオリジナル楽器での、シューマンの子供の情景。
まさに、オリジナル楽器好きにはたまらない演奏会ですね。
共演されるのは、今をときめく実力派ピアニストの末永匡さん。
お二人の貴重なレクチャーを交えての、素晴らしいコンサートですので、ぜひご興味のおありの方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
■ピアノレクチャーコンサート~Vol.2 音色の可能性~
●2010年6月20日(日)14時半~16時
●ユーロピアノ八王子工房
●チケット 2000円
●お問い合わせ Tel:042-642-1040(要予約)
精力的にコンサート活動をされている稲岡さん。
今度は6月20日に、ユーロピアノ八王子工房というところで、レクチャーコンサートをされるということで、またまたご紹介です。
チラシを拝見しましたが、今回のコンサートの売りは、
「シューマン当時のオリジナル楽器と、現代のピアノの二つの異なる時代を比較する」
ということのようです。
稲岡さんの公式ブログによると、今回使用するピアノは、Hoffmannのモダンピアノ、Dulcken1815年のレプリカ、Rosenberger1830年頃のオリジナルの3台を使用予定。
こうした普段聴くことのできない素晴らしいピアノを使用しての、モーツァルトのピアノ協奏曲第23番、そして当時のオリジナル楽器での、シューマンの子供の情景。
まさに、オリジナル楽器好きにはたまらない演奏会ですね。
共演されるのは、今をときめく実力派ピアニストの末永匡さん。
お二人の貴重なレクチャーを交えての、素晴らしいコンサートですので、ぜひご興味のおありの方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
■ピアノレクチャーコンサート~Vol.2 音色の可能性~
●2010年6月20日(日)14時半~16時
●ユーロピアノ八王子工房
●チケット 2000円
●お問い合わせ Tel:042-642-1040(要予約)
高知尾純・ピアノソロコンサート [アーティスト]
今日は非常に興味深いアーティストを。
私の門下の後輩にあたる方で、高知尾純さんというピアニストです。
彼は、「クラシカル・クロスオーバー」と呼ばれる、クラシックとポップスの融合音楽のクリエーター。
もともとクラシックの出身なだけに、音色は抜群に美しく、テクニックも素晴らしい。
レコーディングも積極的に行っており、すでに3枚のアルバムをリリースしています。
私も2ndアルバムの「RISING CROSSOVER」を拝聴しましたが、これは面白い。
クラシック音楽を見事にアレンジして、作品の良さを引き出しています。
このCDは、初回版がすでに完売。今年も新譜が出る予定だとか。とても楽しみです。
さて、その高知尾さんが、今回は完全なクラシックのコンサートを行うということです。
自作も含め、バッハからリスト、ラヴェル、プロコフィエフまで、幅広いレパートリーを披露してくださる貴重なコンサートです。
何と先着50名の限定コンサートのようですので、ご興味のあるかたは早めにご予約を。
「高知尾純 ピアノソロコンサート」
■2010年6月12日(土)13:10開場 13:30開演
■音楽堂ano ano(大塚駅徒歩5分)
■チケット代2500円(会場で購入可能)
■問い合わせ:公式サイトhttp://www.takachiojun.info
■プログラム
バッハ:カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV.992
ハイドン:ピアノソナタ ハ長調
ドビュッシー:練習曲第2巻より「装飾音のために」
ラヴェル:水の戯れ
高知尾純:Fantasy Grandpa
プロコフィエフ:ピアノソナタ 第7番変ロ長調「戦争ソナタ」
リスト:バラード第2番 ロ短調
私の門下の後輩にあたる方で、高知尾純さんというピアニストです。
彼は、「クラシカル・クロスオーバー」と呼ばれる、クラシックとポップスの融合音楽のクリエーター。
もともとクラシックの出身なだけに、音色は抜群に美しく、テクニックも素晴らしい。
レコーディングも積極的に行っており、すでに3枚のアルバムをリリースしています。
私も2ndアルバムの「RISING CROSSOVER」を拝聴しましたが、これは面白い。
クラシック音楽を見事にアレンジして、作品の良さを引き出しています。
このCDは、初回版がすでに完売。今年も新譜が出る予定だとか。とても楽しみです。
さて、その高知尾さんが、今回は完全なクラシックのコンサートを行うということです。
自作も含め、バッハからリスト、ラヴェル、プロコフィエフまで、幅広いレパートリーを披露してくださる貴重なコンサートです。
何と先着50名の限定コンサートのようですので、ご興味のあるかたは早めにご予約を。
「高知尾純 ピアノソロコンサート」
■2010年6月12日(土)13:10開場 13:30開演
■音楽堂ano ano(大塚駅徒歩5分)
■チケット代2500円(会場で購入可能)
■問い合わせ:公式サイトhttp://www.takachiojun.info
■プログラム
バッハ:カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV.992
ハイドン:ピアノソナタ ハ長調
ドビュッシー:練習曲第2巻より「装飾音のために」
ラヴェル:水の戯れ
高知尾純:Fantasy Grandpa
プロコフィエフ:ピアノソナタ 第7番変ロ長調「戦争ソナタ」
リスト:バラード第2番 ロ短調
山口雅敏さんがスルタノフ追悼コンサート [アーティスト]
今日は私の親友であり、留学時代の戦友でもあるピアニストの山口雅敏さんが出演されるコンサートのお知らせを。
山口さんは、ピアニストとして数々のリサイタルを開催、また最近では新丸ビルでの「アトリウムコンサート」でも演奏されるなど、現在注目のピアニストです。
纏綿たる音楽性は言うまでもなく、彼が奏でるピアノの特徴は、その高い技術に裏打ちされた音楽の構築力にあるのでは、と思います。
その高度な技術の源は、彼がこよなく愛するピアニスト、ホロヴィッツからのインスピレーションによるもの。
またかれは、ホロヴィッツ研究の第一人者として、世界から注目されている存在でもあります。
驚嘆に値するのは、山口さんの聴音能力。
ホロヴィッツが残した編曲ものの数々を、見事採譜。その正確さは、あのランランなど著名なピアニストがコンサートで「山口雅敏版」を演奏している事実が物語っています。
さて、今回山口さんが出演する演奏会は「オマージュ・ア・スルタノフ」。
山口さんがホロヴィッツと並び、敬愛しているというピアニスト、アレクセイ・スルタノフの第3回目となる追悼コンサートです。
ここでスルタノフさんについて少し。
スルタノフさんは、何と19歳で「ヴァン・クライバーン国際コンクール」に優勝。1995年に行われた「ショパンコンクール」では、最高位(1位なしの2位)を獲得するなど、若くしてその才能を世に知らしめたピアニスト。
そんな彼でしたが、これまた不運なことに突然の脳梗塞で体の自由が利かなくなるなど、ピアニストにとって耐えがたい状態になりつつも、再起を願って療養していました。
しかし残念ながら、35歳という若さで亡くなりました。
スルタノフさんのファンは、いまだに世界中にたくさんいますが、ことに日本での人気は高く、その素晴らしいピアニズムと音楽性を偲んで、命日に追悼コンサートが開催されています。
私も追悼記念のCDを購入して拝聴しましたが、息を飲むほどの超絶技巧。
またその恐ろしいテクニックと並んで素晴らしいのが、美しすぎる音楽性。
聴けば聴くほど、逝去が惜しまれるピアニストだと感じます。
さて山口さんは、第1回目の追悼演奏会にご出演。今回第3回目となる演奏会は、スルタノフさんへの愛情を込めた演奏で聴衆からの高い評価を得ての、再登場。
今回の演奏会では、ホロヴィッツ研究の第一人者である山口さんらしい選曲で、1986年に行われたモスクワでのリサイタルを意識したプログラム。
特に、リスト=ホロヴィッツ編曲のハンガリー狂詩曲の2番は必聴です。
尚、このコンサートの収益金の一部は「スルタノフ基金」に寄与されるということ。
こうしたところにも、スルタノフさんへの深い愛情を感じますね。
当日の会場は、きっとスルタノフさんへの愛情と感謝に包まれた、素晴らしいコンサートになるに違いありません。
※山口雅敏さんのブログはこちら↓
http://masaplaypiano.blog122.fc2.com/
「第3回アレクセイ・スルタノフ追悼コンサート」
『オマージュ・ア・スルタノフ』
■日時:2010年8月7日(土) 開演:19時 開場:18時30分
■出演:伊賀 あゆみ(pf)、山口雅敏(pf)、呉清樹(pf)、小澤郁子(vn)、小澤英世(pf)、杉山伸(cl)、嵯峨弦楽四重奏
■会場:サントリーホール 小ホール ( 東京 )
■チケット 一般3500円 学生1500円
■お問い合わせ:チケットぴあ Tel.0570-02-9999
サントリーホールチケット販売サービス Tel.03-3584-9999
日本アレクセイ・スルタノフ支援会 sultanov40@yahoo.co.jp
■プログラム
アレクセイ・スルタノフ=山口雅敏編曲:「アレクセイ ソング」(連弾)
S.ラフマニノフ:前奏曲op.32-5 op.32-12
S.ラフマニノフ:V.Rのポルカ
A.スクリャービン:練習曲 op.2-1 op.8-12
F.シューベルト=F.リスト編曲:ウィーンの夜会第6番
F.リスト=V.ホロヴィッツ編曲:ハンガリー狂詩曲第2番
F.ショパン:アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ
L.V.ベートーヴェン:バイオリンソナタ第9番「クロイツェル」
A.モーツアルト:クラリネット五重奏
山口さんは、ピアニストとして数々のリサイタルを開催、また最近では新丸ビルでの「アトリウムコンサート」でも演奏されるなど、現在注目のピアニストです。
纏綿たる音楽性は言うまでもなく、彼が奏でるピアノの特徴は、その高い技術に裏打ちされた音楽の構築力にあるのでは、と思います。
その高度な技術の源は、彼がこよなく愛するピアニスト、ホロヴィッツからのインスピレーションによるもの。
またかれは、ホロヴィッツ研究の第一人者として、世界から注目されている存在でもあります。
驚嘆に値するのは、山口さんの聴音能力。
ホロヴィッツが残した編曲ものの数々を、見事採譜。その正確さは、あのランランなど著名なピアニストがコンサートで「山口雅敏版」を演奏している事実が物語っています。
さて、今回山口さんが出演する演奏会は「オマージュ・ア・スルタノフ」。
山口さんがホロヴィッツと並び、敬愛しているというピアニスト、アレクセイ・スルタノフの第3回目となる追悼コンサートです。
ここでスルタノフさんについて少し。
スルタノフさんは、何と19歳で「ヴァン・クライバーン国際コンクール」に優勝。1995年に行われた「ショパンコンクール」では、最高位(1位なしの2位)を獲得するなど、若くしてその才能を世に知らしめたピアニスト。
そんな彼でしたが、これまた不運なことに突然の脳梗塞で体の自由が利かなくなるなど、ピアニストにとって耐えがたい状態になりつつも、再起を願って療養していました。
しかし残念ながら、35歳という若さで亡くなりました。
スルタノフさんのファンは、いまだに世界中にたくさんいますが、ことに日本での人気は高く、その素晴らしいピアニズムと音楽性を偲んで、命日に追悼コンサートが開催されています。
私も追悼記念のCDを購入して拝聴しましたが、息を飲むほどの超絶技巧。
またその恐ろしいテクニックと並んで素晴らしいのが、美しすぎる音楽性。
聴けば聴くほど、逝去が惜しまれるピアニストだと感じます。
さて山口さんは、第1回目の追悼演奏会にご出演。今回第3回目となる演奏会は、スルタノフさんへの愛情を込めた演奏で聴衆からの高い評価を得ての、再登場。
今回の演奏会では、ホロヴィッツ研究の第一人者である山口さんらしい選曲で、1986年に行われたモスクワでのリサイタルを意識したプログラム。
特に、リスト=ホロヴィッツ編曲のハンガリー狂詩曲の2番は必聴です。
尚、このコンサートの収益金の一部は「スルタノフ基金」に寄与されるということ。
こうしたところにも、スルタノフさんへの深い愛情を感じますね。
当日の会場は、きっとスルタノフさんへの愛情と感謝に包まれた、素晴らしいコンサートになるに違いありません。
※山口雅敏さんのブログはこちら↓
http://masaplaypiano.blog122.fc2.com/
「第3回アレクセイ・スルタノフ追悼コンサート」
『オマージュ・ア・スルタノフ』
■日時:2010年8月7日(土) 開演:19時 開場:18時30分
■出演:伊賀 あゆみ(pf)、山口雅敏(pf)、呉清樹(pf)、小澤郁子(vn)、小澤英世(pf)、杉山伸(cl)、嵯峨弦楽四重奏
■会場:サントリーホール 小ホール ( 東京 )
■チケット 一般3500円 学生1500円
■お問い合わせ:チケットぴあ Tel.0570-02-9999
サントリーホールチケット販売サービス Tel.03-3584-9999
日本アレクセイ・スルタノフ支援会 sultanov40@yahoo.co.jp
■プログラム
アレクセイ・スルタノフ=山口雅敏編曲:「アレクセイ ソング」(連弾)
S.ラフマニノフ:前奏曲op.32-5 op.32-12
S.ラフマニノフ:V.Rのポルカ
A.スクリャービン:練習曲 op.2-1 op.8-12
F.シューベルト=F.リスト編曲:ウィーンの夜会第6番
F.リスト=V.ホロヴィッツ編曲:ハンガリー狂詩曲第2番
F.ショパン:アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ
L.V.ベートーヴェン:バイオリンソナタ第9番「クロイツェル」
A.モーツアルト:クラリネット五重奏