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「ベートーヴェン 鍵盤の宇宙」 [書評]



作曲家についての書籍はたくさんあります。


なるべく概要を、分かりやすく学びたいと思った時には、それなりに選ぶ必要があります。


先日読んだ本に、「CDでわかる ベートーヴェン鍵盤の宇宙」があります。


特徴としては、オールカラーであること、編著者である、仲道郁代さんによるCDが付属されていること。


また、イラストが多く使われていて、見た目もとても読みやすいです。


「鍵盤の宇宙」というタイトルにもあるように、ベートーヴェンにまつわる当時のピアノについてや、ピアノソナタ1番、「悲愴」、「月光」、「テンペスト」、「ヴァルトシュタイン」、「熱情」の詳しい楽曲分析などもあります。


随所に、音楽用語や豆知識が散りばめられているので、幅広く学べて、しかも読み物としても飽きることなく読めます。



ベートーヴェンは、私も大好きな作曲家なので、留学時代はボンや、ウィーンの中央墓地に行ったときには、やはり感動しましたね。


ここにあれだけの偉大な人物が眠っているのか、と思うと畏敬の念を感じざるを得ません。



それにしても、これだけの内容を一冊にまとめるのは、相当な時間と労力がかかっているのだろうと思います。


そうした知識を、楽しくしかも短時間で学べる書籍に、感謝の気持ちが湧いてきますね。







★今日の一冊
「CDでわかる ベートーヴェン鍵盤の宇宙(仲道郁代・編著)」ナツメ社









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