アレンジは刺激的なワーク [ピアノレッスン]
私はお洒落にアレンジする能力はありませんが、生徒さんのために、そのレベルに合わせてアレンジすることはよくあります。
特に、発表会のために、ポップスなどの曲を弾きやすくアレンジすることが最近多いです。
弾きやすくすることは、単純にいうと、音を減らしたり、リズムを変えたりすること。
つまり、「シンプルにする」ことだと思います。
何事もそうですが、シンプルにしようとすればするほど、そこにある「本質」に迫る必要があります。
大事な「核」に迫る、といった感じでしょうか。
だからこそ、こうした「シンプルにするアレンジ」は、自分にとっても勉強であり、その作品の本質に迫る、刺激的なワークでもあるのです。
また気づくのは、世の中で多くの人から支持されている曲ほど、突き詰めるとシンプルに出来ていること。
分かりやすいこと、空気のように体に入ってくるのは、やはりシンプルであるから。
これは生き方にも通じるものがあるように思います。
シンプルに生きることは、いわば楽に生きること、だとも言えるでしょう。
そんな風に、生きていきたいものです。
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