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自分がしてもらって嬉しいことをする [ピアノ教育者]



私は、たくさんの著名なピアノ教育家の先生にお会いする機会があります。


そんな中、なぜその人たちが、教育家として愛されているのかが、見えます。


おそらく、こうした先生は、「自分がされて嬉しいことをする」という軸を持ち、行動してらっしゃる。



つまり、想像力です。


イマジネーションが豊かだからこそ、少し先を考えて、相手にすべきことが見えてくる。


そして、そこに「相手が喜ぶこと」という基準があるからこそ、自分の行動にブレがない。



これは、教えることと深い関係があるように思います。


人は、単に押し付けられると、撥ね返したくなるもの。


そうではなく、実際にやって見せて、「行為と指導が一体となったとき」に、人は何かを感じます。


そこにあるのは、「相手思考」です。



また、そこには、相手から教わりながら学ぶ、という指導者の気持ちが、根底にあるはず。



「教育」という言葉は、もしかして、「教わりながら、自分を育む」、という意味なのかもしれません。


そして、著名なピアノ教育家の先生は、こうしたことを、当たり前に考えている。


だからこそ、一流なのかもしれません。







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