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ピアノはうまくなくたっていい [ピアノレッスン]

私はピアノを教えていますが、究極的に言えば、ピアノがうまくなることよりも、もっと大切なことがたくさんあると思っています。


人を敬うとか、ものを大切にするとか、挨拶をきちんとするとか。

そういう当たり前のことがちゃんと出来ることが一番えらい。


そういう当たり前のことができなくて、ピアノが上手でも、結果得るものは少ないでしょう。

なぜなら、人としておかしいことをしている人は、それが必ず「音」として表れるからです。


我々が音楽の偉大さの前にひれ伏すのはいいんです。

しかし、我々が音楽を征服した、と錯覚するのは過ちではないか、と思ったりします。


大事なのは、当たり前のことをきちんとやれること、ですよね。





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コメント 4

林本ピアノ

本当にそう思います。
楽譜を貸しても無言で返す子、靴を揃えない子、月謝袋を投げるように渡す子・・多くの生徒を見ていて悲しく、空しくなることも多いです。
今は、最初に挨拶から指導をしています。
親が見学しているので楽譜を返すときの礼儀も目の前で教えるべきか悩み結局何も言えないままです。
でも本当は一番大切なことですね。
これからは、ピアノを教える以前にもっと人として大切なことを教えられる先生になりたいと強く思いました。
素敵なブログ、ありがとうございました。

by 林本ピアノ (2010-12-07 08:22) 

ことなりままっち

親御さんも挨拶が出来ない方など、いらっしゃるようです。
月謝袋を投げられたときは怒りましたが、どうも親御さんもお金の扱いが「だだくさ(名古屋弁です。雑ということ)」だなと感じることがあり、親の影響の恐ろしさも感じました。

親になってみて、子どもが先生や近所の方から「当たり前のことが出来ていない」と指摘され、教えられると本当に恐縮で。そういう「当たり前のこと」が出来ることは大切だなぁと思います。
by ことなりままっち (2010-12-13 14:00) 

lila

林本ピアノさん、コメントありがとうございます。

大切なのは、やはり人として当たり前のことを当たり前にできることですよね。
そういうことを「指導」するのではなく、やってみせて気付かせる、というのが我々には大切かなと思ったりもします。

こちらこそ素敵なコメントをありがとうございました。


by lila (2010-12-15 08:18) 

lila

ことなりままっちさん、コメントありがとうございます。

親が子供に及ぼす影響というのは大きいものがありますよね。
子は親の背中を見て育つ、と言いますが、その通りだと思います。

厳しさと愛情と、見つめる部分と容認する部分、そうしたバランスが大切なのだろうと思います。

いつもコメントありがとうございます。


by lila (2010-12-15 08:20) 

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