「新WAKUWAKUピアノテクニック スケール&アルペジオ」 [ピアノ教本]
ピアノ学習において大切にしたいもののひとつは、スケールの習得でしょう。
音階を理解することで調性感も身に付き、様々な曲の演奏の際に、弾きやすくなります。だからこそ、多くの先生が「音階」を重視しているのでしょう。
そんなスケールを楽しんで学べる教材に、「新WAKUWAKUピアノテクニック スケール&アルペジオ(川﨑みゆき・飯田真樹・著)」があります。
この教材では、1巻でハ長調を徹底的にマスター、2巻で様々な調の音階を学びます。
このシリーズの最大の特徴は、「指の動きに合うようなイラストとタイトルでイメージさせ、楽しく練習できること」にあると思います。
練習課題とイラスト、そしてタイトルにある程度の関連性を持たせているところが面白いですね。
ひとつ一つの課題に、子どもたちが興味を引きそうなタイトルがついています。
また、思いきってイラストを大きくとったり、一つの課題を1段ないし2段にして、子供でも取り組みやすいように配慮しています。
巻末には「移調エクササイズ」という、同じ音型を、様々な調で、しかも連弾で弾ける曲があり、いろんな調に触れられて、移調の勉強になると思います。
見た目もコンセプトも楽しいテクニック本ですね。
【今日の一冊】
「新WAKUWAKUピアノテクニック スケール&アルペジオ(川﨑みゆき・飯田真樹・著)」
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