被災地に届いた電子ピアノ [ピアノ]
震災でピアノを無くした子やピアノの先生に電子ピアノを送る、電子楽器支援という活動があります。
この支援活動をされているのは、以前ご紹介した、「あきらめないで! ピアノ・レッスン」の著者、中嶋恵美子先生。
ピアノが好きな人にとって、自分のピアノを無くしたときの気持ちは、想像をはるかに超える辛さだろうと思います。
震災以後、何か自分にできることはないか、とセミナーやコンサートの利益分を義捐金としてお送りしたり、楽譜の支援をさせていただいてきました。
先月になりますが、自宅にある電子ピアノを、宮城県の被災地でピアノを無くした小学生の女の子に送りました。
この電子ピアノは、時間的にグランドピアノで音出しができない時など、譜読み用に弾いていたものです。
私は2008年に、ソロリサイタルを開いたのですが、その準備の時に、このピアノは大活躍しましたね。
そんな思い出のある電子ピアノですが、必要としている人がいるならば、と心を込めてお送りしました。
そして今日、お送りしたお子さんからお手紙が届きました。
喜んでくれている。毎日弾いてくれている。ピアノがうまくなりたいと言ってくれている。
丁寧で、一生懸命書かれた字に、ただ、ただ感動しました。
支援には、いろいろな意見があり、いろんな形があります。
ただ言えるのは、何かしたいという気持ちは、何より尊いものだということ。
その気持ちを、本当に必要としている人に届けること。
これからも私にできることをやっていきます。
※詳しくはこちら↓
http://musestown.livedoor.biz/archives/51968027.html
コメント 0