ふと立ち寄った立ち食いそば屋にて [その他世の中について]
たまたま時間がなくて立ち寄った、駅のそば屋さん。
入ると、胸に「見習い」と手書きで書かれたプレートをつけた、割と年配の女性が、おそばを作っていました。
横にはベテランと思われる同じ年代の女性。
「そばはお湯の中でよく混ざるように、こう動かすのよ!」
などと、熱心に指導。見習いの方は一生懸命吸収しようとされていました。
私に出されたおそば。彼女が作る、何杯目のおそばになるのだろう。
思いながら食べていると、また、
「カレーの時はご飯をこう盛るのよ!」
と熱血指導。
見習いのおばさまが、どうも私と同じ東北人の雰囲気。帰り際に、
「がんばってくださいね」
と声をかけると、目を合わせて、一瞬嬉しそうな顔を向けてくれました。
きっとこれからたくさんの人に美味しいおそばを作っていくのでしょう。
今度来た時も、同じ笑顔を、私にください。
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