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歩くことは人生に似ている [自己啓発]


考えてみると、私は幼い頃から、よく歩かされたように思う。


どこに行くにも、歩きが基本。片道30分のところにあるピアノ教室にも、歩いて通っていた。


雪の日も、公園をショートカットしながら歩く。雪が積もっているから、なるべく人が歩いた足跡の上をたどって。


お米やさんの前にある「ガチャガチャ」を物色するのが、幼い自分の決まりのようなものだった。

当時は、キン肉マン消しゴムが恐ろしいほど流行っていた時期で、欲しいキャラクターが入っているカプセルをケース越しに見ては、たまらない焦燥感にかられる。
(よほどのことがない限り、なかなか買えない)


山登りにもよく連れて行ってもらった。

辛くても、頂上に着いた時の達成感は、小さいながらに感じたものだ。



母親によく言われたのは、


「どんなに辛くても、一歩一歩、足を出していれば、必ず着くんだよ」



歩くことは、努力することに似ている。


歩幅には、もちろん限界もあるし、時には小さく歩いた方が遠くに進むこともある。水たまりにはまることもある。足に棘が刺さることもある。


けれども、一歩一歩歩いていれば、必ず目的地には着く。



山頂に吹く風の心地よさは、そこにたどり着いた者にしか味わうことはできない。


歩くことは、人生と似ているように思う。














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