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プロ論 [自己啓発]

先日、都内の某ホテル内にある、鉄板焼のお店で食事をしました。

21階から見える東京の夜景は最高で、しばし見ていました。


料理は、全てこだわりの厳選素材、ということで、どれも本当に素晴らしいものばかりでした。鉄板焼ということで、自分の目の前でシェフが説明をしながら、焼いてくれます。


私はどうも、ある番組の影響か、一流の仕事をしている人を目の前にすると、いろいろと質問したくなってしまうのですが、今回は目の前で職人芸を見せてもらったので、すかさず、


「○○さんにとって、プロフェッショナルって何でしょう?」


とお聞きしたところ、最後のデザートにかけるソースを調理しながら、


「そうですね・・・、やっぱり『人に喜んでもらえるような仕事ができる人間』ですかね」


彼は職業柄、対面で調理することが多いので、ダイレクトでお客さんの反応が分かる、とのこと。

「本当に美味しい!」と言ってくれたときは、この仕事をやっていて良かった、と心から思うそうです。


でも、この言葉は深いですよね。


人に喜んでもらうこと、しかも仕事のクオリティは保ちつつ、高いレベルの仕事を当たり前のように、コンスタントに続けられること、これがプロフェッショナルだ、ということを、寡黙な料理人の姿から学びました。


このことは、音楽を仕事にする人間にとっても、非常に共通することだと思います。

ひとつの空間で、演奏家と聴衆が非常に近接した状態にいるわけですから、お客さんの反応は、かなりダイレクトですよね。

そして喜んでくれたそのお客さんの気持ちは、必ず「空間の雰囲気」で分かります。


料理人も、演奏家も、人を喜ばせることができて本物。


夜景を見ながら、日々精進、とまた思いました。




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