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がんばれキャッツ [ピアノ教本]

今日は、江口寿子先生による「がんばれキャッツ」という教本のご紹介。


この教本では、ピアノ教育の最初期に使用することが可能な構成になっています。


音名とことばの一致で覚えさせるようにしています。

例えば、

ド~どんぐり、レ~レモン、ミ~ミカン、ファ~ふえ、ソ~ソックス、ラ~ラッパ、シ~シャツ のように。



この教材の特徴は「導入用では音名読み、1巻ではかたまり読み、2巻では模様読み」を提案していることです。

ちょっと解説しますね。



★「音名読み」とは、五線上の音名そのものを読む読譜のこと。

★「かたまり読み」とは、和音のかたまりをパターンとして記憶、その中の構成音を意識して記憶、かたまりをくずしながら構成音を単独で読めるようにする

★「模様読み」とは、音の前後関係を相対的に読む読譜のこと。音の進行を音程の差による「模様」のように読譜すること


これらの読譜を各巻で習得できるように構成されています。



また、江口さんは指使いの書き過ぎに警鐘を鳴らしています。


指使いを書きすぎると、意識が音名から離れて、指番号だけを見て弾くことになってしまいます。


つまり音符が読めないで弾けてしまうのはダメ、と言うことですね。

あくまで音符を正確に読むことを重視しています。



暗譜についても、この教材においては必要ないとしています。

それよりも「楽譜から目を離さずに手元を見ずに弾くこと」を重要視しています。



またこの教材を使用するときに「ピアノのドリル」を併用することを推奨しています。




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