なぜ楽譜を見ながら弾けないか

前にも書きましたが、まだ弾けていないのに、鍵盤ばかりを見て弾く生徒さんがいますよね。

これにはいくつか理由があると思います。

・気合で暗譜派
・楽譜が遠すぎて見るのがストレス
・指が鍵盤にフィットしていない
・目が悪い
・楽譜が読めていない


まだまだあるかと思います。

これらが複合的に組み合わさって「楽譜を見ると弾けない」という現象が起こるのでは、と思います。

小さい子にとっては、グランドピアノの譜面台はかなり高いところにありますから、見にくいだろうな、といつも思ったりします。その点では、導入はアップライト、という先生の考え方は正解だと思います。

あと「ピアノは暗譜しなきゃ弾けない！」と思っている気合派。これにはかなり限界がありますよね。一番良いのは、楽譜を見ながら弾いていて、その結果自然に暗譜できちゃった、という感じですよね。


ピアノの導入期に、お母様に「楽譜を見ながら弾く癖をつける理由」を教えてあげること、
毎回のレッスンで楽譜を見ることへの注意喚起を怠らないこと、
手元を他の楽譜などで隠して、強制的に楽譜を見させる癖をつける、

など地道な努力が必要かもしれませんね。

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コメント 2

はじめまして。めぐりめぐってたどり着きました。
「なぜ、楽譜を見ながら弾けないか」、常々私が娘に言ってることで、
娘はまさに「気合いで暗譜派」（このネーミング、笑いました）です。
あまりにも「暗譜派」なので、このままでもイケるかと近頃思いつつありますが、やはりそれではだめなんですね。
勉強になりました、ありがとうございました。
ちなみに私は「楽譜教」信者で、カラオケでも下に楽譜が出てほしいタイプです。ピアノもほとんど最後の最後まで楽譜は肌身離さず、だから暗譜がなかなかできません。（そういうのもナンですよね・・・）
by るりだ (2008-10-31 17:00) 

るりださん

コメントありがとうございました！
るりださんのような楽しいコメントをいただけると、かなり嬉しいです。
楽譜を見るのは、やっぱり大事ですよね。
結局将来的に、ピアノを長く続けるためには、やっぱり楽譜は読めた方が
良いと思います。
弾きたいときに、読めれば弾けちゃいますからね。
ぜひ頑張って「気合で楽譜派」を目指してほしいと思います。
by lila (2008-11-01 00:00)