日本ポピュラー音楽学会「音楽教室におけるポピュラー音楽演奏」

いつもお世話をいただいている、京都女子大学の深見友紀子教授が、東京藝大でのワークショップでご登壇されるということで、ご紹介を。


今回は、日本ポピュラー音楽学会において、「音楽教室におけるポピュラー音楽演奏」についてのワークショップをされます。


深見先生は、昨年の第21回大会シンポジウムで、ご自身のピアノ教室「深見友紀子ミュー ジック・ラボ」で実践されている、子どもたちのポピュラー音楽演奏やレッスンについての発表をされました。


そこでは、ピアノレッスンの現場におけるポピュラー音楽の在り方、取り組み方など幅広く言及されました。


私も感じることですが、ピアノ教育の現場では、まだクラシックに重きを置いている部分が少なくありません。

ですが、今という時代に生きているポピュラー音楽を、現場の教育に取り入れることは、子どもたちの音楽表現の幅や視野を広げると思っています。


現在、ポピュラーをレッスンに取り入れている先生が増えていることは、こうした現場に即した考えを持つ方が増えていることの証とも言えるでしょうね。



また、深見先生のワークショップでは、電子メディアの活用や、それぞれの生徒にマッチした楽譜のアレンジ法など、ピアノ教室において有用な情報を多数提供してくださるそうです。


深見先生は、2日間ある学会のうち、2日目14時半からの「ワークショップ」にご登壇の予定です。

また、「うたの住む家」の主宰者である赤羽美希さんも、「深見友紀子ミュージック・ラボ」の講師として報告発表されるそうです。



ポピュラー音楽を深く知りたい方、またレッスンにおけるポピュラー音楽の可能性を学びたい方は、シンポジウムも含め、このワークショップに参加されてはいかがでしょうか。


学びの多い時間となることは、間違いないでしょうね。







「第22回 JASPM（日本ポピュラー音楽学会）」

■会場：東京藝術大学音楽学部千住校地 音楽環境創造科
■日時：2010年11月27日（土）～28日（日）
■参加費：一般4000円、学生3000円
■問い合わせ先：東京藝術大学音楽学部千住校地音楽環境創造科 毛利嘉孝研究室内
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