子どもたちの「音を見ようとする視線」 [ピアノレッスン]
最近では、生徒さんに自分の演奏を聴いてもらうようにしています。
ICレコーダーに録音して、イヤホンで聴かせる。
すると、子どもたちの目が一瞬で変わります。
一点を見つめるその視線は、何かを集中して見よう、とするときのもの。
まさに、「自分の音を見よう」としている証拠です。
この「音を見ようとする(実際には、よく聴こうとする姿勢)」ことは、とても大事だと思います。
普段、楽譜や鍵盤など、音以外のものにも意識を向ける必要があるため、自分の「音」に対して、細心の注意は払いにくいもの。
録音することで、「音だけに集中できる状態」をつくり上げることは、彼らに大事なことを気づかせてあげることにつながるのではと思います。
子どもたちの、「音を見よう」とする視線。
とてもいい感じです。
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