SSブログ

音色探しは刺激的なワーク [ピアノレッスン]



昨日、音色についてちょっと書いてみました。



レッスンの中で、生徒さんの音色を変えたいと思ったとき。


まずすべきは、生徒自身が、自分が出している音がどんなものかを知ること、ではないかと思います。


その上で、いい音色とはどのようなものかを教えてあげる。


その比較の中で、探りながら自分にとっての良い響きを探していく。


そうした作業が必要なのではと思います。



私がよくやるのは、たった一音を、自分と生徒さんとで交互に弾くこと。


ペダルを踏んだ状態で、一番いい音色をふたりで探り合う。


餅つきのようにも見えますが、自分が出している音との違いを理解してもらうことが狙いです。



どうすれば自分が出している音が、「いい音」とされている音に近づけることができるか。



生徒さんはそれを必死に考えながら、探します。



そのプロセスのなかに、耳を養う、といった要素があるように思います。



良い音色を知って、自分の音をそれに近づけていく作業は、子供にとっても刺激的なワークのようです。
















nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。